基本的には趣味の物や高額所得者向けのものが向いていると言えます。
特に価格が上下しやすいものは、知識があればローリスクで大きく稼ぐことが可能になるかもしれません。例として挙げれば、「骨董品」や「トレーディングカード」、「宝飾関係」でしょうか。「衣服」なんかもおすすめです。
「書籍」に関しては思いのほか場所を取りますし個人が副業で入り込むにはなかなか厳しい商品かもしれません。
ただし、中には全国のブックオフを行脚して不当に安く売られている掘り出し物を購入し、それを正当価格でネットで売る強者もいるそうです。
スマートホンや中古パソコン等の「電子機器」、「楽器」なんかも向いています。ただし、場所を取るものが多いので都内のマンションの一角で営業するには少々厳しいものがあるかもしれません。
場所が許されるなら「中古自動車」や「中古建機」は利益率が高い商品です。
しかしながらこれらは副業で始めるような性質のものではないですし、自動車に関しては法人でないと古物商の許可を出さない警察署もあります。自営業で会社を営みつつ広い駐車スペースが取れるなら、考えてみてもいいかもしれません。
最近では「ヴィンテージの酒」も選択肢に入ります。
酒類については古物商の許可はいりませんが、今度は税務署に対する許可が必要となります。
昔は中古酒の取り扱いについては仕入れ先が安定しないと判断されていたため許可を貰うのが難しかったですが、最近は対策をすれば許可が貰える可能性もあるので候補に含めてもいいかもしれません。
インターネットモールでは洋酒のみしか取り扱いできなかったり、そもそも中古販売するよりも普通に新酒を仕入れて普通に売った方が早い、と言う辺りを天秤にかけながら、中古酒販売を選択肢に含めるとよいと思います。
余談ですが、開封済みの中古酒を仕入れて売ることは法で規制されていません。
ただし、開封済みの物を買うのは余程その銘柄の物かパッケージ(瓶)が欲しい人だけですし、価格は未開封の物よりも著しく落ちる可能性があります。