金持ちがパトロンになって事業を興す、と言う形態はずっと昔からありました。
「銀行から借りるくらいなら私に金を出させてよ」みたいなことを言われてそのまま金融機関からの融資を受けずに大きな事業になった、みたいなケースも中にはあると思います。
資本家からの投資は比較的メジャーな資金調達手段だと思っていますが、しかしその一方で方法は各個々人のやり方に委ねられており、「こうしたら資本家が投資してくれるよ」みたいな画一的な正解はないと言えます。
いずれにせよ資本家と知り合えなければ使える手段ではありませんので、やはりコネクションが大事になってきます。
世の中には「資本家から金を引っ張るなんて簡単だよ!」みたいな方もおられますので、そういう人とも付き合いつつ人脈を広げていく方法が最善だと思います。
なんだかふわっとした解説になってしまい申し訳ありません。
資本家からの投資と似たような方法にクラウドファインディングがあります。
”
CAMPFIRE”や”
Readyfor”と言ったクラウドファインディングサイトに登録し、不特定多数の支援者から資金を調達する方法であり、資本家と知り合うよりはハードルの低い方法であると思います。
もちろん「不特定多数から資金を調達する」と言うこと大変難しいことであり、戦略があり訴求力を持ったコンテンツでなければ1円も集まらないと言ったケースもざらにあります。
「自分自身が優良なコンテンツである」「継続して何かをやってきており、ある程度フォロワーがいる」「やりたいことそれ自体が面白い」と言った条件が揃わなければ容易に資金は集まりません。
しかし、条件が重なったときの爆発力は他の方法の比ではありませんので、数年単位で下準備をしながら積み重ねていけるのであればやってみるのも面白いのではないかなと思います。
資本家からの投資もクラウドファインディングも大切なことは「自分自身が優良なコンテンツである」と言う点です。人間的な魅力を磨いたり何だか面白いことをしていれば、自然に人も金も集まってくるのではないかと思います。経営者たるもの磨きましょう、自分自身を。