先にも述べたとおり、手数料が暴利とも言えますし梱包費用もかかるので値段は高くなります。「いいものを安く、便利にお届け」には向きません。
都心でもあるのでターゲットは「金はあるが出不精の若年層」「伸び盛りのベンチャー企業社員」「引退したスマホの使える老年層」が中心となります。
商品としては「手軽に食べられる」「健康は気にしない」「味が濃い」と言ったものが人気のようです。
売れ筋は地域にもよって違いますので、自店舗のある地域の売れ筋商品を調査し、「売れてるもの」と「その地域にないもの」をバランスよく並べるといいと思います。
UberEatsの場合、一店舗につき単独で15商品以上あればボーナスが付いたと思いますので、できるだけメニューの数は多めにしましょう。
また、オプションサービス……特にトッピングについては充実させて個数制限なしがいいようです。
例えばハンバーガーであれば「数百円でパテ増量」等をやると、金のある若者が10枚単位で増量してきたりもするそうです。
確かに10枚パテが挟まったハンバーガーは食べてみたいですし、写真にも撮りたくなります。
同じ場所で同一人物が運営してる別名義の複数の店舗、例えば保健所には「竹寿司」で許可を貰って実店舗も「竹寿司」で運営、しかしUberEatsには「竹寿司」と「小竹ちらし寿司店」の二つで登録してる……なんて人もいます。確かにUberEatsの場合、それぞれで専門特化した方が売れると言えば売れます。
ただし、行政書士としては「小竹ちらし寿司店の方もちゃんと保健所に届けを出してください」としか言えません。無許可営業に該当しますし後々のトラブルの原因ともなります。