目標額を大きく上回る事もあれば全く支援が集まらない場合もあり、両極端と言えば両極端です。
クラウドファンディングは金融型・寄付型・購買型とおおよそ3類型に分類されます。
金融型は融資を銀行ではなく広く浅く募るやり方であり、投資や株式に似ているところがある方法です。
寄付型はリターンを求めないやり方であり単純に支援だけをする方法です。
購買型は支援者に金銭以外のリターンを設けるやり方です。
購買型は一般的な層に対しても比較的浸透している方法であり、この3つの中では最もパイが大きい方式となります。
クラウドファンディングが向いてるケースと言うのは確かに存在し、先程の例に挙げた「超精密地球儀」と言ったようなオンリーワン的なものやロマンが詰まったものは向いていると言えます。
「群衆」と言いつつも「広く浅く」と言うよりは「狭く深い」人達から資金を調達することが目標となっており、2017年に話題をさらった「カメラを止めるな!」も元はクラウドファンディングで資金を募ったものですし、総計で1億円近い資金を集めた空中盆栽も大きく成功した一例として挙げられます。
飲食店で言えばファンタジー世界を表現した居酒屋や江戸の茶屋を完全再現した喫茶店等、ガチガチのコンセプト系飲食店を開業したいときに向いているのではないでしょうか。
もちろんのことながら実際に大きく資金を集めるには広告力と運が必要です。
また、主戦場はインターネットでありSNSの活用やネット広告は欠かせません。
特にtwitterやインスタグラム系のSNSは爆発力が違うので、有名人に広告を依頼するか自分がインフルエンサーになるくらいの気持ちで向かっていった方がいいと思います。