対象者と要件のところにも書きましたが、あくまで家賃給付であり家賃が発生していなければ給付は受けられません。
また、対象となるのは事業に用いている土地や建物の賃料であり、自宅兼事業所の場合は「事業用の地代・家賃」として税務申告していなければ給付の対象とならないので注意してください。
当たり前ですが暴力団関係者は排除されているため給付の対象となりませんが、暴力団とかかわっていなければいわゆる夜の街の関係者でも家賃支援給付は受けられることになります。
現状の申請要領では「事業に用いている家賃」を対象としているため、例えば事業所が税務申告をしていない自宅でもレンタル倉庫等を借りている場合は、レンタル倉庫の賃料は支援を受けられますし事業用に駐車場を借りている場合は駐車場についても家賃支援を受けられます。
ただし、「家賃支援を受けている場合は追加の家賃支援は受けられない」となっていますので、「事業所で3分の2の家賃支援を受けているのに加えて駐車場でも家賃支援を受ける」と言ったことはできません。
(「家賃支援給付のお知らせ」を見ると複数賃料が発生している場合は一括で申請すればその全てについて家賃補助が受けられるかのように書かれていますが、申請要領にはその事については触れられていません。
家賃支援を受けられるのは一カ所のみの可能性もあるし、一枚の申請書で一括申請すれば複数の場所で家賃支援を受けられる可能性もあります。現在調査中ですので続報をお待ちください。)